3月ゴー宣DOJOのYouTubeコメントに
こんなのが来てました。
皇統について何処までも唯物論の議論ですね、宗教的・物語的な伝統を軽く扱われているのが残念。有史以前の世界に憧れる気持ちは分かりますが、それを「伝統だ」というのはあまりにラジカルなのでは?「選択的夫婦別姓」についてもフェミニズムしか感じない議論が悲しいですね。私が「はたしてそれが”進歩”なのか”退廃”なのか」を疑う価値観を得たのが小林よしのりさんの著作でした。なので逆に聞いてみたい、「選択的夫婦別姓制度」は現代日本にとって”進歩”なんでしょうか??
これに対する私・時浦の見解。
意味が全然わからんですね。
「男系男子」が「宗教的・物語的な伝統」だと思ってるんでしょうか? それは明治以降につくられたものにすぎないと何度も何度も何度も言ってるのに。
「唯物論の議論」って、「Y染色体論」こそが「唯物論」の発想そのものでしょ?
「有史以前の世界に憧れる気持ちは分かりますが」って勝手に言ってますが、いつ「有史以前の世界に憧れ」ましたっけ? あくまでも「歴史」を学んで「歴史」を基に論じてるんですが?
オカルト主義的に「有史以前」を想定してそれを「伝統だ」なんて言ったことなんか一度も無いでしょ?
夫婦別姓にしても、夫婦同姓だって明治からの話ですし。「”進歩”なのか”退廃”なのか」って二者択一も意味がわからない。この人は「進歩」こそが善と信じて疑ってないようですが、そういうのが「進歩主義者」であり「左翼」でしょう?
もともとシナの制度では夫婦別姓は男系主義に基づくものということはあるのですが、現在の選択的夫婦別姓反対論は、単に「結婚したら女は男の姓になるものだ!」という男尊女卑感情にすぎないのであって、それにしがみついていることは「退廃」じゃないかとは思いますけれども。
とにかくこの人は、先生が何を言ってるのか全然理解していないし、それどころか自分が何を言ってるのかさえよくわかってないとしか思えません。